Column コラム

ワンズデイリーを始めた理由

当店の宣伝部長でもある、カニンヘンダックスフンドの陸(リク)が 2歳になるころのことです。おなかのあたりに赤い湿疹ができて、かゆがるようになりました。

病院で診てもらったところ、食物アレルギーの可能性があるとのこと。アレルギー対応のフードもありましたが、フードの添加物の説明を受けて心配になり、手づくりごはんにチャレンジしてみることにしました。

最初は不安でしたが、手づくりごはんを実践している方にアドバイスをもらったり、犬の食事に関する書籍を読んだり、試行錯誤しながら手づくりごはんを続けました。

犬のごはん

すると、しばらくして陸のおなかから湿疹が消えたのです。

ドライフードから無添加の手づくりごはんにしたことで、体への負担が少なくなり、また水分の摂取量が増えたことで老廃物をきちんと排出できるようになったのかもしれません。

このとき、思いました。
お菓子料理研究家として「食」に関わる仕事をしているにも関わらず、犬の食事のことは何も知らなかったのです。犬と暮らし始めて、おすすめされたドライフードを表示の通りに与え、高すぎず安すぎないおやつを与えていただけ。

原材料や製造工程もあまり気にしたことがなく、犬のフードは法律的にずいぶんゆるい基準で、「食品」ではなく「雑貨」という位置付けで販売されていることも知りませんでした。

ワンズデイリー宣伝部長

無添加の食事を与えるようになって愛犬の湿疹が治ったことで、人間と同様に「食」が大切なのだと実感しました。それを機に犬の食事について本格的に勉強を始め、ペット食育准指導士の資格も取得し、人間と同じようにきちんと原材料のわかる食事をさせたいと思うようになりました。

「食」に携わる人間として、犬にごはんやおやつを与えている方のサポートができないかと考えるに至りました。

これがワンズデイリーの始まりです。 

無添加おやつとごはんを提供するお店として、ヒトとワンコが美味しい食事をシェアできるようお役に立てたら幸いです。