Column コラム

ワンコのおやつをヒトの「食品」として提供する理由とそこに込めたワンズデイリーの想い

誰もやっていない、ワンズデイリーだけがチャレンジしつづけていること

ヒトとワンコがシェアできる幸せ。

誰もやっていない、ワンズデイリーだけがチャレンジしつづけている、ワンコのおやつを「食品」として提供すること。「食品」にこだわる理由やそこに込めた想いについてお話しさせていただきます。

おやつを「食品」として提供する

ワンズデイリーが譲れないこと

一般的なドッグフードやワンコのおやつはすべて「雑貨」。
ヒト用の「食品」とは品質基準が大きく異なります。

たとえヒト用と同レベルの食材を使用し「ヒューマングレード」と記載があったとしても、それは「食品」を意味するものではまったくありません。あくまで「雑貨」の位置付けです。

ワンズデイリーが譲れないこと。それは、 商品をヒト用の「食品」として提供することです。

絶対的な安全品質

ヒトが食べられる「食品」として販売するためには、食材の安全性はもちろん、製造場所や製造プロセス、保存場所や保存方法にいたるまで、すべてにおいて厳格な衛生・管理ルールに準じる必要があります。

先日、コラボ先を探している際にこんなことがありました。

「ヒト用の食材を使用しています」「ヒト用と同じ工場で製造しています」

という、高品質がウリの犬のおやつ製造業者に、ある商品を「食品」として製造できないか打診したところ、このままヒト用の「食品」として提供することはできない、菌検査などヒト向けの品質管理プロセスを追加するなど、もっとコストをかけないと不可能、とのこと。

ヒト用の「食品」として販売されていない以上、たとえ高品質な食材を使用していても、ヒト用と同じ工場で製造していても、そこには大きな品質差があることを実感しました。 ワンコの食をヒト用の「食品」として提供することは、絶対的な安全品質を担保することだと考えています。

絶対的な信頼性

また、ヒト用の「食品」として販売するためには、商品に「食品」であることを証する食品表示をおこなう必要があります(食品表示をしていない商品で「人間も食べられます」などとうたうことは景品表示法違反となる可能性が高いです)。

つまり、食品表示のある商品であれば、品質の安全性を疑う余地はありません。

一方、食品表示をしていない商品はすべて「食品」ではありません。「雑貨」のカテゴリーとして、緩いルールで一括りになっています。

もちろん「雑貨」として販売されている商品の中にも高品質で安全性の高い商品は存在します。

ただ、「食品」として製造する営業許可を取得しないまま「食品と同じ」とうたう商品がたくさん存在している現状を鑑みると、品質の良し悪しを見極めるのは非常に難しいことです。

本当に「食品レベル」の高い品質にこだわるA社の商品。そこそこの品質だけど「食品レベル」とうたうB社の商品。粗悪な品質なのに「食品レベル」を装うC社の商品。ワンコの飼い主は、宣伝内容やクチコミなどの少ない情報から自分なりに信頼性を判断するしかありません。

ヒト用の「食品」として提供するということは、絶対的な信頼性の証明になると考えています。 誰がどう見ても安全品質だとわかり、迷いなく商品を選択できること。それが「食品」として提供することにワンズデイリーがこだわり続ける理由です。

ワンコの健康に寄り添うために

からだにやさしい食材のみ使用

ただ、「食品」であることと、からだにやさしい食であることとはイコールではありません。いくら安全性が高くても、ワンコの健康に寄り添っていない食材がたくさん含まれている商品では本末転倒です。

例えばクッキーなどの一般的な焼菓子。ヒト用のものには、小麦粉・バター・卵・白砂糖・サラダ油・ベーキングパウダー・食塩などが使用されます。ヒトにとってはまったくの無害であっても、ワンコのからだには負担がかかりやすい食材を含んでいるケースも多いです。

ワンズデイリーは安全性の高い「食品」として提供すると同時に、ワンコのからだにやさしい食材だけを使用して健康に徹底的に寄り添いたいと考えています。

負担がかかりやすい食材の排除

ワンズデイリーでは、青果類・肉魚類・米粉・大豆製品・片栗粉・てんさい糖・米油だけでほとんどすべてのおやつを製造し提供しています。

添加物は使用せず、アレルギーを引き起こしやすい小麦・卵・乳も排除しています。(※ケーキのみ卵を使用)

からだにやさしい調味料のみを厳選し、砂糖には北海道産のてんさい糖を、油には千葉県産の米油を使用しています。使用量は最大限控え、食材そのものが持っている素材の甘みや旨味を引き出して、ヒトが食べても「おいしい!」と感じられる味わいを追求しています。

ワンコにおやつをあげるということ

おやつはあげないほうがいい?

とはいえ、「必要な栄養素」の観点で考えたとき、いくらからだにやさしい食材のみを使用していたとしても、糖分や脂質を含んだおやつをあげるのはマイナスでしかないのではないか?と考える飼い主さまもいらっしゃることでしょう。

たしかに、総合栄養食のペットフードと水さえ摂取できていれば栄養素としては十分だとされているワンコに、別途おやつをあげること自体、不要といえば不要です。

毎日決まったフードだけを決まった量だけあげていれば、ワンコは健康を維持できるかもしれません。さらに極論を言えば、必要な栄養素を含んだサプリだけを毎日同じ量摂取していればワンコは生きていけるかもしれません。

果たしてこれはワンコにとって幸せな暮らしなのでしょうか。

  • ワンコの楽しみのひとつとして大好きなおやつをあげたい
  • 食欲増進のためにおいしいおやつをあげたい
  • ワンコとの絆を深める手段として喜ぶおやつをあげたい

こう考えるのはヒトのエゴなのでしょうか。
ワンコが喜ぶおいしいおやつをあげることは悪でしかないのでしょうか。

ワンズデイリーはそうは思いません。

おやつを上手に活用することは、ヒトとワンコが共生していくうえで非常に重要だと考えています。長年、ワンコと共に暮らしてきた経験からも、おやつはヒトとワンコの共生に彩りを与えてくれるものだと感じています。

大切な我が子のために

ただし、おやつが原因でワンコの健康を害してしまうようなことはあってはなりません。大切な我が子の「食」としっかり向き合い、食生活のバランスを保ってあげることを忘れてはなりません。ヒトの赤ちゃんとまったく同じ。それは「親」である飼い主の義務だと考えます。

ワンコの「食」について知り、安心安全で信頼できる品質のおやつを選択し、体調や健康状態に気を配りながらバランスを取ってあげることが重要です。

ワンコにおいしい「食」を楽しんでもらうことと、ワンコの健康に寄り添うことは共存できる。ワンズデイリーのおやつでワンコに幸せな犬生を送ってもらいたい。それがワンズデイリーの願いです。

「同じ釜の飯を食う」ことで深まる家族の絆

そして、ワンズデイリーのおやつは「食品」であり、ヒトもおいしく食べられる商品なので、ワンコとシェアして楽しむことができます。
「同じ釜の飯を食う」ことで深まる家族の絆。家族であるヒトとワンコが同じおいしいおやつを分け合って食べられる幸せな日常。そんなワンコとの共生社会を目指して、ワンズデイリーは「シェアできるおやつ」にチャレンジし続けます。