Recipe レシピ

記念日ごはんに!炊飯器で失敗しらず!愛犬とシェアできるローストビーフのレシピ

先日、宣伝部長🐶10歳のバースデーパーティーをしました。

誕生日前日の昼間に米粉のシフォンケーキでお祝いをして、誕生日当日の晩ごはんを「バースデー特別ディナー」にして盛大に!

ふだんから手づくりごはんなので、野菜や肉魚といったものは色々とよく食べているのですが、母の勝手な自己満足で記念日はなにかしら特別感のあるごはんにしたいと思っています。

これまでもサイコロステーキとかオムライスとか…「いいね!」「ごちそうだね!」と作った本人自ら盛り上げるスタイルでやってきました。毎年なにをつくろうかと考えるところから楽しいわけでして…
今年はだいぶ前からローストビーフを作ろうと決めておりました。

というのも、ローストビーフはわたしの「十八番」だからです。細かい内容はちがいますが、ラジオや雑誌で紹介したり、来客時にふるまったり、毎年お正月を含め、年になんどか作るお気に入りレシピ。あ、ヒト用の話です。でも、ワンコ用もヒト用も作り方は同じなので。

今年のお正月にヒトだけローストビーフを食べながら、10歳の節目にはリッチにローストビーフにしよう!と決めたのでした。

フライパンで…
オーブンで…
ローストビーフの作り方はいろいろありますが…
お肉が大きくなっても、部位が変わっても、ぜったい火入れに失敗しないのが今回ご紹介する方法です。

炊飯器で失敗しらず!ワンコとシェアできるローストビーフのレシピ

材料

  • 牛ランプ肉(またはもも肉)…400g
  • オリーブオイル…少々

作り方

  1. お肉はペーパーで水気をふきとる。お好みでほんのすこしだけ塩をふってもOK。全体にすりこみます。
  2. オリーブオイル少々を入れて熱したフライパンで、1の肉のすべての面をジューッと10秒ずつぐらい焼きつけていく。
  3. 全面にこんがりと焼き色がついたら取り出し、耐熱のジッパー付き保存袋に入れる。なるべく空気を抜いてとじる。
  4. 炊飯器に70℃のお湯を入れ、3を袋ごと入れる。ふたをして40分保温する。(1リットルの熱湯と1カップの水を入れるとだいたい70℃前後のお湯になる。)
  5. 袋ごと取り出す。粗熱がとれたら冷蔵庫に移し、半日ほどおく。
  6. 薄く切って皿に盛る。

◎今回はオーストラリア産のランプ肉がお安かったので牛ランプ肉を使用しました。もも肉など赤身のブロック肉がおすすめです。

◎耐熱のジッパー付き保存袋は100℃まで大丈夫な湯煎OKのものを使用してください。青と黄色の看板の某大型北欧家具雑貨店のものとかは耐熱じゃないので注意してくださいね。

◎ワンコといっしょに食べるローストビーフは当然ながら薄味に仕上げます。といっても一切、塩をつかっちゃダメ!というわけではないので、ごくごく少量であれば使用してかまいません。(ワンコと塩については気になるところかと思いますので、あらためて記事にしたいと思います。)

通常、ヒト用であればお肉の重さの1%前後の塩をふります。今回のように400gのお肉なら4gほど。粗塩っぽいしっとりしたタイプの塩なら小さじ1で5gほどなので、小さじ1弱。けっこう多く感じますが、しっかりすりこみます。

塩少々というと、親指と人差し指でつまんだ量で小さじ1/8ぐらい。これでだいたい0.6gほどなので、今回わたしは「いつもより控えめに親指と人差し指でつまんだ塩をふる…」ぐらいにしました。お肉に塩をふるのは下味をつけるだけではなく、余分な水分を外に出して臭みをとる役割もあるので…ちょこっと塩をすることで、ヒトも妥協せずに「おいしい」と思えるローストビーフになりました。

◎付け合わせはヒト用ならクレソンだけでじゅうぶん!ですが、ワンコ用といっしょに作ったので、蒸し野菜(ブロッコリー&にんじん)ときのこマリネも添えました。
実は、きのこマリネなのはヒト用だけでワンコ用はただのレンチンきのこです。細かく切った舞茸としめじとしいたけをレンジで加熱して冷ましただけ。ヒト用は食べやすい大きさにほぐして塩コショウとオリーブオイル、米酢をちょろっとかけてレンチンしました。

盛り付けて、ひと通り「いいね!」「おいしそうだね!」を連発したら、食べやすく切って。お待ちかねの「いただきます!」で即終了〜
10歳の誕生日もおいしい日になったようでなによりです。