「乳酸菌100億個配合」と聞くと、「それって多いの?」「犬には何個必要なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
100億個という数字は、乳酸菌商品の特徴を知るための大切な情報です。ただし、菌数だけで商品のよさを判断することはできません。菌株や由来、生菌か殺菌菌体か、どの時点の数を示しているかまで見る必要があります。
本記事では、犬用乳酸菌の菌数表示の見方と、デイリズムが1袋あたり麻布株100億個以上を配合して製造している考え方を解説します。

犬用乳酸菌の「100億個」とはどのくらい?
100億個は乳酸菌の重さではなく菌体の数
乳酸菌商品の「100億個」は、原料の重さではなく菌体の数を表しています。100億個は10,000,000,000個です。乳酸菌は非常に小さいため、商品に含まれる数は億や兆という単位で示されることが多いです。
「1袋あたり」と「1日あたり」では意味が異なる
菌数を見るときは、何を単位にした表示かも確認しましょう。「1袋あたり」と「1日分あたり」では意味が異なります。1粒、1本、1包、1袋など、実際に犬へ与える量と合わせて見ることが大切です。
100億個が多いかどうかは数字だけでは判断できない
100億個は配合量を具体的に示す数字ですが、「多いから優れている」「少ないから意味がない」とは判断できません。どの菌株を、どのような考え方で配合しているかも確認する必要があります。
犬の乳酸菌は多いほどよいとは限らない
犬に必要な乳酸菌数に一律の基準はない
犬に与える乳酸菌について、「すべての犬に毎日何個必要」という一律の基準はありません。乳酸菌は種類が多く、同じ菌種でも菌株によって特徴が異なります。商品ごとに配合目的や給与量も違うため、菌数だけで必要量を決めることはできません。
犬に乳酸菌を与える必要性や期待される働き、犬用乳酸菌を選ぶときの基本的なポイントについては、「犬に乳酸菌は必要?期待される働きと犬用乳酸菌の選び方」で詳しく解説しています。
菌数と期待される働きが単純に比例するとは限らない
乳酸菌は、配合数を増やせば期待される働きも同じ割合で大きくなる、というものではありません。「1000億個なら100億個の10倍優れている」といった見方は避けましょう。
菌数は商品の特徴を理解するためのひとつの指標
菌数が具体的に示されていることは、商品内容を理解するうえで役立ちます。ただし、菌数は判断材料のひとつです。数字の根拠や表示条件まで確認することで、より正確に比較できます。

乳酸菌商品の菌数表示を見るときのポイント
「配合時換算」「製造時」「賞味期限時」の違いを確認する
同じ「100億個」でも、どの時点を基準にしているかで意味が異なります。「配合時換算」は、乳酸菌原料の規格値と、製造時に投入した原料量から計算した理論値です。商品によっては、製造時点の菌数や賞味期限までの保証値を示す場合もあります。
菌数を見るときは、数字だけでなく、その数がどのように算出されたものかも確認しましょう。
1粒・1袋・1日分のどの単位で表示されているかを見る
1粒あたりの菌数が少なく見えても、1日に複数粒を与える設計かもしれません。反対に、1袋あたりの数字が大きくても、数日かけて与える商品であれば1日分は変わります。比較するときは表示単位をそろえて見るようにしましょう。
生菌か殺菌菌体かも確認する
乳酸菌には、生きた状態で使用される「生菌」と、加熱などで処理された「殺菌菌体」があります。殺菌菌体は「死菌」と呼ばれることもあります。生菌と殺菌菌体では菌体の状態が異なるため、菌数表示を見るときは、どちらの数を示しているのかを区別して確認しましょう。
菌種だけでなく菌株まで明記されているかを見る
乳酸菌はひとつの菌の名前ではなく、乳酸をつくる細菌の総称です。同じ菌種の中にも異なる菌株があります。菌株まで示されていると、どの乳酸菌を配合しているのかが、より具体的にわかります。
乳酸菌の由来や研究情報も確認する
菌株名とともに、その乳酸菌がどこから分離されたかという「由来」も確認しましょう。犬用商品であれば、犬由来なのか、人や食品など別の由来なのかも商品の特徴を知る情報になります。公開されている研究情報があるかも確認してみましょう。

デイリズムの「1袋あたり100億個」とは
犬由来乳酸菌「麻布株」を含むHÜGBIO®を配合
デイリズムには、麻布大学獣医学部の研究から生まれた犬由来乳酸菌原料「HÜGBIO®(ハグビオ)」を配合しています。含まれるのは、Ligilactobacillus animalis L41株、通称「麻布株」です。
HÜGBIOが生まれた背景や麻布株の研究、犬由来という特徴については、「HÜGBIO®(ハグビオ)とは?麻布大学獣医学部の研究から生まれた犬由来乳酸菌」で詳しく解説しています。
※「HÜGBIO」は、獣医療先端科学技術株式会社(VMAT)の登録商標です。
HÜGBIO®の背景となった犬由来乳酸菌「麻布株」の研究背景や、公開されている研究情報については、麻布大学獣医学部のページでご確認いただけます。
HÜGBIOに含まれる麻布株と原料規格
HÜGBIOは、1gあたり1兆個以上の麻布株を含む乳酸菌原料です。デイリズムでは、製品規格書に記載された原料規格値をもとに、1袋へ投入する量を決めています。
デイリズムの100億個は原料投入時の理論値
デイリズムの「1袋あたり100億個」は、完成品の菌体数を測定した実測値ではありません。HÜGBIOの原料規格値と、製造時に投入する原料量から算出した「配合時換算」の理論値です。
配合時換算で1袋あたり麻布株100億個以上となるよう設計
デイリズムは、この算出方法に基づき、配合時換算で1袋あたり乳酸菌「麻布株」100億個以上となるようHÜGBIOを配合し、製造しています。
数字だけでなく、菌株や由来、菌数の算出方法も合わせてお伝えすることが大切だと考えています。
なお、「1袋あたり」は商品1袋全体を単位とした表示であり、1回分または1日分の給与量を示すものではありません。実際に与える量は、愛犬の体重や食事量に合わせて調整してください。
HÜGBIO®は原料の段階で殺菌菌体
HÜGBIO®に含まれる麻布株は、デイリズムへ配合する前の原料段階ですでに殺菌菌体です。したがって、「生きた麻布株が1袋に100億個入っている」という意味ではありません。殺菌菌体の麻布株を、配合時換算で100億個以上となるよう設計しています。

犬用乳酸菌は菌数以外も合わせて選ぶ
犬に適した原材料や給与量で設計されているか
乳酸菌以外の原材料やカロリー、形状、給与量も確認しましょう。人用商品には、キシリトールなど犬に適さない原材料が含まれる場合があるため、犬への使用を前提に設計された商品を選ぶことが基本です。
菌株・由来・菌数の算出条件が明示されているか
「乳酸菌配合」という言葉だけでなく、菌株、由来、配合数、表示単位、生菌か殺菌菌体か、菌数の算出条件まで確認すると、商品の違いがわかりやすくなります。
すべての商品が同じ方法で菌数を表示しているとは限らないため、数字だけの単純比較は避けましょう。
毎日の習慣として無理なく続けられるか
愛犬が喜んで食べられるか、飼い主が量を管理しやすいか、毎日の食事やおやつに無理なく組み込めるかという視点も大切です。
デイリズムは、朝・昼・夜の暮らしに取り入れやすい犬用おやつとして、HÜGBIOを配合しています。商品のラインナップや原材料については、デイリズムのページでご確認いただけます。

まとめ|100億個は乳酸菌商品を選ぶためのひとつの指標
犬用乳酸菌の「100億個」は、配合内容を理解するための重要な情報です。ただし、菌数が多ければ多いほどよいとは限らず、数字だけで商品の優劣は判断できません。
表示単位、算出方法、生菌か殺菌菌体か、菌株や由来まで確認することが大切です。
デイリズムは、犬由来乳酸菌「麻布株」を含むHÜGBIOを使用し、原料規格値に基づく配合時換算で、1袋あたり麻布株100億個以上となるよう設計しています。
100億個という数字と、その背景にある配合条件を正しくお伝えすることで、納得して商品を選んでいただけると考えています。
